こんにちは。

先日、桐生祥秀選手が100ｍを9秒98で走りましたね！

私が小学生の頃、伊東浩司選手が10秒00を出してから、

すぐ目の前に見えているように思えた10秒の壁を19年の歳月を経て打ち破ってくれました。

その間にも数々の選手が挑戦してきたその壁に全選手が打ちのめされてきましたが、

2013年に桐生選手が高校生で10秒01という記録を出したあたりから、

コンスタントに10秒0台で走る選手が増え始め、明らかにレベルが上がり、

再び10秒の壁が意識され始めました。

そして、今年のロンドン世界選手権、100ｍの第一人者であるはずの桐生選手が

選考レースで4着となり、出場を逃してしまいました。

エースと呼ばれるはずだった大会に出れずとても悔しかったと思いますが、

それでもリレー要員として出場し、さすがの走りでリオデジャネイロ五輪銀メダルに続く、

銅メダル獲得に貢献しました。

その後はリオデジャネイロ五輪のリレーメンバーである、

桐生選手や山縣選手、ケンブリッジ選手、飯塚選手のリレーメンバーを中心に、

また、サニブラウン選手や多田選手といったニューフェイスも加わり、

短距離フィーバーが起こりました。

各大会で、誰かが9秒台を出すのではないかという空気が漂い、

もういつ出てもおかしくない流れが出来ていたように思います。

そして先日の9秒98という日本記録の樹立。

やはり最初に突破したのは桐生選手でしたね。

おめでとうございます。

これから他の選手も10秒の壁を破ることと思いますが、

是非東京五輪100ｍでのファイナリスト、そしてリレーでの金メダル、

期待したいと思います。