TOP > 北商事スタッフブログ > 住みたい場所に住めるということ
私は不動産業界に従事していますので、
今住んでいるところを離れようとする方と接することも多々あります。
理由は様々ですが、皆様に共通しているのは、
「今よりも良い生活、良い環境」ひいては「今よりもっと幸せに暮らすため」に
新しい場所に行こうという気持ちは共通していると思います。
今から10年くらい前に、就職を迫られていた私は、
不動産業界に身を投じたわけですが、一応理由があります。
家は何をするにもそこからスタートするという意味で、
幸せに人生を送る「拠点」だと思い、
そんな拠点がしっくり来てないと、幸せに暮らすことができないのではないか、
家が本当に安心できて、落ち着くことが出来て、
ある時は自分を高揚させてくれるような場所であれば、
仕事や学校に行って、帰ってくる場所がそんな場所だったら、
幸せに大きく近づくのではないかと思い、その家を紹介する不動産の仕事をしてみようと
思ったのがきっかけです。
今の私はどうだろうか。
お客様の幸せの一助になれているだろうか。
人様の幸せの一部になんて、おこがましいとしても、
せめて「この人いい仕事してるな」と思ってもらえるような仕事は出来ているだろうか。
そういうことを考える昨日でした。
今は、帰りたい故郷に帰ることができない方が大勢いらっしゃるのだと思います。
1日でも早く、自分が幸せに暮らせると思える場所に誰もが暮らせるような日が来る
ことを願っています。
私にできることは少ないけれども、これからも変わらず、
目の前のお客様に、出来る限りの仕事をしていきたいと思います。